アメリカ国務省は現地時間で11日、北韓をテロ支援国から解除したことを明らかにしました。
国務省のマコーマック報道官はこの日、国務省で、ソン・キム韓国課長らが同席した中で特別記者会見を行い、北韓の核施設の検証計画について、「アメリカが求めているすべての要素が含まれた」として、北韓に対するテロ支援国の指定解除を行うと発表しました。
マコーマック報道官は、これまでアメリカの指定解除の計画に拉致問題が解決されていないとして反対の立場を示していた日本とも緊密に協議し、日本政府は北韓に対するテロ支援国の解除に同意を示したと述べました。
アメリカ政府は今年8月、北韓をテロ支援国から解除できる裁量権を確保しましたが、北韓が疑惑が持たれている核施設に対する完全で正確な検証手続きに合意しないことから、解除措置を先送りしてきました。
北韓がテロ支援国のリストにあがったのは1987年11月に北韓の工作員によって起きた大韓航空機の爆破事件がきっかけで、翌88年1月にアメリカによってテロ支援国のリストに加わっており、指定は20年9ヶ月ぶりに解除されることになりました。
またアメリカ国務省の発表で北韓は寧辺の核施設での再稼動を中断して、再び核の無能力化作業に戻ることになり、6カ国協議の参加国は近く寧辺の核施設などに対する検証作業を進める運びとなりました。