10月9日は、562回目の「ハングルの日」です。
ハングルの日はハングルを考案した朝鮮王朝第4代王の世宗大王の偉業をたたえ、韓国の文字ハングルのすばらしさを人々に知ってもらおうと設けられた記念日です。
世宗大王によって書かれた「訓民正音」によりますと、ハングルが完成した日が、陽暦で10月9日にあたることから、1926年に、朝鮮語研究会が、この日をハングルが作られた日、「ハングルの日」に決めました。
そして「ハングルの日」は、1970年に大統領令によって国民の祝日になりましたが、1991年からは国民の祝日からはずされ、ただの記念日になっていたところ、3年前から再び国民の祝日に格上げしました。
第562回「ハングルの日」の記念式典は9日、関係者3000人が集まってソウルの世宗文化会館で開かれ、韓昇洙(ハン・スンス)国務総理はあいさつで、「日増しに影響力が高まっているインターネット上で、最近、ハングルが乱れ、国籍不明の言葉が氾濫しているが、ハングルが品格を失わないよう私たち皆が努力しなければならない」と述べました。