アメリカから始まった金融危機の影響で、韓国の外国為替市場はドルに対するウォンの相場が一時1ドル1350ウォンになるなど、急激にウォン安が進みました。
7日の外国為替市場は、1ドル1330ウォン10銭で取引が始まりましたが、ウォンを売る動きが止まらず、一時ドルに対する相場が80ウォンも下落し、1ドル1350ウォンをつけました。
午後になってやや値を戻したものの、結局前日より59ウォン10銭ウォン安の1ドル1328ウォン10銭で取引を終え、2002年4月12日以来、6年6ヵ月ぶりのウォン安となりました。
これは、通貨危機に見舞われた1998年8月6日以来、10年2ヵ月ぶりの下げ幅で、前の日に続き、為替当局がウォンの買い支えに乗り出したものと見られますが、ウォン安に歯止めはかかりませんでした。
また日本の円に対するウォンの為替レートは、前日より63ウォン2銭のウォン安の100円が1290ウォン29銭で、1998年2月24日以来およそ10年8か月ぶりの最安値となりました。
一方、韓国株式市場の総合株価指数は、一時1320ポイント台まで下がりましたが、金融当局による株式市場の安定策に対する期待感から、次第に下げ幅が縮小し、前日より上昇して1360ウォン台を回復しました。
しかし、店頭市場のコスダック市場では、取引開始直後に株価が暴落したため、市場を安定させるため取り引きを5分間停止させる措置の「サイドカー」が発動されました。
コスダック市場で「サイドカー」が発動されたのは2日連続で、今年に入ってから6回目です。