釜山国際映画祭が2日開幕します。
今年で13回目を迎える釜山国際映画祭は2日から10日までの9日間、釜山にある37の映画館で行われ、世界60の国と地域から出品された映画315本が上映され、これまでで最大規模となります。
2日午後の開幕式は、韓国や海外から合わせて100人あまりの俳優が出席して行われ、注目の開幕作としてカザフスタンの映画「スターリンの贈り物(The Gift to Stalin)」が上映されます。
釜山国際映画祭のコンペ部門には14本の映画がノミネートされ、いずれも世界で初めて公開されるか、制作された国以外で初めて公開される作品だということです。
今回の釜山国際映画祭では、韓国映画を応援して裾野を拡げようと、1930年代に制作された韓国の無声映画「青春の十字路」が無料で上映されるほか、釜山国際映画祭の専用上映館となる釜山映像センターの着工式が行われるなど、多様なプログラムが企画されています。
また1日現在で前売り券の売れ行きが上映される映画全体の半分を超えていることから、観客数は初めて20万人を超えるのではないかとみられています。