北韓が2006年7月に東海岸の咸鏡北道花台(ファデ)郡舞水端(ムスダン)里のミサイル基地から発射した長距離弾道ミサイル「テポドン2号」を改良した新型長距離ミサイルの試験発射を準備している兆候が確認されたと、韓国の東亜日報が政府筋の情報として2日、伝えました。
それによりますと、北韓は、最近、咸鏡北道花台郡舞水端里のテポドンミサイル発射台を新型に変えるなど大々的な改良作業を行っているということです。
また北韓は、2006年に発射から42秒後に東海上に墜落した「テポドン2号」の射程距離を最大で1万キロにするよう固体推進弾道ミサイルの開発に拍車をかけており、このため最近実戦配備した「テポドン2号」の2段階推進体を新型エンジンに変えたことも確認されたということです。
こうしたことから政府は、北韓が「テポドン2号」を改良した新型の長距離ミサイルの試験発射の準備を進めていると結論付けたと、東亜日報は報じています。
テポドンは、舞水端里の古い地名で、北韓は、舞水端里ミサイル基地から1998年8月31日に射程2500キロのテポドン1号を、2006年7月に射程6700キロのテポドン2号を打ち上げています。
また北韓は2006年10月に核実験を行った咸鏡北道吉州(キルジュ)郡豊渓里(プンゲリ)の核実験場を復旧する兆候があり、韓国の情報当局が確認を急いでいます。