北韓が、アメリカによるテロ支援国指定解除が遅れていることに反発して寧辺(ヨンビョン)にある核施設を復旧する動きを見せている中で、6カ国協議のアメリカ首席代表、ヒル国務次官補が1日、板門店を通って平壌に入りました。
ヒル国務次官補の今回の平壌訪問は、北韓側の招待によるものだとライス国務長官が1日、明らかにしました。
平壌訪問に先立って30日ソウル入りしたヒル次官補は、空港で記者団に対し、「北韓と直接対話をして、核計画を検証する手順についての議論をまとめる必要がある」と述べ、テロ支援国指定解除の前提条件である核計画の検証問題を重点的に協議する姿勢を示しました。
ヒル次官補はまた、平壌での滞在は2-3日程度を見込んでいるとして、協議の結果を見極めたいと語りました。
北韓は、先月24日、一週間以内に寧辺の再処理施設に使用済み燃料棒を投入すると宣言しており、ヒル次官補の北韓訪問が、こう着状態に陥っている検証の手順をめぐる交渉に突破口を開くことができるかどうかに関心が寄せられています。
ヒル次官補は平壌で、北韓の金桂冠(キム・ケグァン)外務次官と会談した後、ソウルに戻る予定です。