韓国とEU=ヨーロッパ連合はFTA=自由貿易協定の締結に向けて最大の争点である自動車の関税撤廃と技術標準をめぐって、3日間交渉しましたが、合意できず、双方は今後、争点を一括妥結する方式で解決を目指すことになりました。
韓国とEUとの交渉はソウルで27日から29日まで行われ、韓国は外交通商部のイ・ヘミン首席代表が、EUからはガルシア首席代表が交渉に当たってきました。
今回の交渉で、韓国は、アメリカとのFTAでアメリカが3年以内に自動車の関税をすべて撤廃することにしたので、EUも同じ水準にするよう要請しましたが、EU側は、EUの自動車関税はアメリカより高くなっているとして受け入れられないと答えました。
また自動車の技術標準については、EUはヨーロッパでの安全基準などをコストを抑えるためそのまま認めるよう要求しましたが、韓国は認められないと難色を示しました。
双方は3日間の交渉でも自動車をめぐる争点で合意できなかったことから、これを一括して妥結する課題に組み入れることになり、政府内部の検討と分科会などを経て10月に関係閣僚や首席代表による会談を開いて一括妥結を目指す計画です。