北京オリンピック15日目の22日、韓国は、テコンドー女子67キロ級で金メダル1個、ボクシングウエルター級で銅メダル1個を獲得しました。
まず北京科学技術大学体育館で行われたテコンドー女子67キロ級決勝で、ファン・キョンソン選手がカナダのカリン・セルジェリー選手に2対1で勝ち今大会のテコンドーで3つ目の金メダルを獲得しました。
ファン・キョンソン選手は、前回2004年アテネオリンピックに韓国で初めての高校生の代表選手として出場して銅メダルを獲得しており、これで2大会連続でメダル獲得に成功したことになります。
同じくアテネオリンピック銅メダリストのボクシングウエルター級のキム・ジョンジュ選手が、2大会連続で銅メダルを手にしました。
キム・ジョンジュ選手は、ウエルター級準決勝でカザフスタンのバヒト・サルセクバエエフ選手に10対6で負け、決勝進出はなりませんでした。ボクシングの規則では、3位と4位の選手が銅メダルを手にすることができることになっています。
これに先立って行われた野球準決勝で、韓国は日本を6対2で逆転勝ちして8戦全勝となり、決勝進出を決めました。
韓国は23日、アメリカとキューバによる準決勝の勝者と決勝戦を争います。
一方、卓球男子シングルスのオ・サンウン選手は、中国の馬琳選手に4対0で負け、準決勝進出はなりませんでした。
これで韓国は22日夜の時点で、金メダル11、銀メダル10、銅メダル7でオーストラリアに次ぐ総合成績7位を維持しており、今大会の目標にしていた金メダル10個以上、総合順位10位以内の達成は有望となりました。