北京オリンピック15日目の22日、韓国は、テコンドー女子67キロ級で、ファン・キョンソン選手が今大会のテコンドーで3つ目の金メダルを獲得しました。これで北京オリンピックの韓国の金メダルは11個となりました。
ファン・キョンソン選手は22日、北京科学技術大学体育館で行われたテコンドー女子67キロ級決勝でカナダのカリン・セルジェリー選手に2対1で勝ち金メダルを手にしました。
ファン・キョンソン選手は、これより先に行われた準決勝でフランスのグラディス・パシアンス・エパング選手を延長戦の末、1対0で破って決勝に進出しました。
ファン・キョンソン選手は、前回2004年アテネオリンピックに韓国で初めての高校生の代表選手として出場して銅メダルを獲得しており、これで2大会連続でメダル獲得に成功したことになります。
韓国の国技テコンドーは、1988年のソウルオリンピックと1992年のバルセロナオリンピックで公開競技として実施されましたが、1996年のアトランタオリンピックではスキップされ、2000年のシドニーオリンピックから正式競技として採用されています。