北京オリンピックの野球準決勝で、韓国は日本を6-2で下し、決勝進出を決めました。
22日午後、北京の五棵松野球場で行われた野球の準決勝で、韓国は1回と3回に日本に1点ずつを許し、0-2とリードされましたが、4回と7回に1点ずつを返して同点に追いついたあとの8回、4番のイ・スンヨプがツーランホームランを放って4-2と逆転ました。
そしてさらに2点を加えて、6対2で日本を下しました。
これで韓国は2位以上が確定し、23日夜、アメリカとキューバによる準決勝の勝者と決勝戦を争います。
このほかの競技で韓国は、テコンドー女子67キロ級で、ファン・キョンソン選手が22日、金メダルをかけて試合に臨みます。
ファン・キョンソン選手はアテネオリンピックに韓国で初めての高校生の代表選手として出場して銅メダルを獲得し、北京オリンピックにも出場することになって、テコンドーでは初めて2大会連続出場となりました。
また、卓球男子シングルスのオ・サンウン選手は、準決勝進出をかけて中国の選手と対戦します。
ボクシングで唯一準決勝に進出したウェルター級のキム・ジョンジュ選手は22日夜、準決勝戦に臨みます。
キム・ジョンジュ選手はアテネオリンピックでは銅メダルを獲得、今大会でも大きな期待が寄せられていますが、ウェルター級の出場選手の中ではもっとも背が低く170センチで、アウトボクサーです。
韓国はボクシングで1988年のソウルオリンピック以降、金メダルを獲得していません。