北京オリンピック・ハンドボール女子の準決勝が21日夜、北京オリンピックセンターで行われ、韓国はノルウェーに28―29で惜しくも敗れました。
韓国は、試合終了4秒前に同点ゴールを入れて延長戦に持ち込んだとみられましたが、試合終了のブザーが鳴った瞬間にノルウェーにゴールを入れられ、わずか1点差で敗れました。
韓国は、ノルウェーの選手が審判が笛を鳴らす前にセンターラインを越えた上に、最後のゴールは試合終了を告げるブザーが鳴った後に入ったとして、ゴールを認めた審判の判定に抗議しましたが、審判は韓国の主張を受け入れませんでした。
国際ハンドボール連盟の懲戒委員会は、試合終了後、審判の判定は事実に根拠しているという見解を発表して韓国の抗議を退けたため、韓国は国際ハンドボール連盟に正式に異議申し立てを行いました。
異議申し立てをした場合、国際ハンドボール連盟は、陪審員団による審査を経て、最終的な結論を出すことになります。
韓国は北京オリンピックの前のアジア予選でも、審判の不可解な判定で再試合をした末にオリンピック出場権を確保しましたが、オリンピックでもまた審判の不可解な判定で決勝進出を果たせませんでした。