北京オリンピック12日目の19日、韓国は体操男子種目別平行棒でユ・ウォンチョル選手(24)が、銀メダルを獲得しました。
しかし2004年のアテネ大会で審判の誤りで金メダルを逃し、悲願の金メダルの獲得が期待されていたヤン・テヨン選手(28)は、好成績をあげることはできませんでした。
ユ・ウォンチョル選手は、19日、北京の国家体育館で行われた平行棒決勝で16.250を取り、16.450の中国の李小鵬選手に次いで2位となりました。
また2000年のシドニーオリンピックで銅メダルを獲得して以来、8年ぶりにメダル獲得を目指している野球は、キューバに7対4で勝ち6戦全勝でリーグトップとなり、20日のオランダ戦に関係なく、22日に、4位のチームと決勝進出をかけて戦います。韓国の野球が国際大会でキューバを破ったのは、1999年に行われた第14回大陸間カップ大会以来、9年ぶりです。
また女子ハンドボールは、中国に31対23で圧勝し準決勝に進出しました。韓国は21日、ヨーロッパの強豪、ノルウェーと決勝進出をかけて戦います。女子ハンドボールは前回アテネ大会ではデンマークとの決勝を延長戦で同点となり、PK戦の結果、惜しくも敗れて銀メダルにとどまっていました。
韓国は大会12日目の19日までに、金メダル8、銀メダル10、銅メダル6で、メダル獲得ランキング7位を守っています。