北京オリンピック12日目の19日、韓国は体操男子の種目別平行棒でヤン・テヨン選手(28)が悲願の金メダルの獲得に挑みます。
ヤン・テヨン選手は、前回2004年のアテネオリンピックの体操男子個人総合で審判の誤りで金メダルを逃し、銅メダルにとどまっていました。
ヤン・テヨン選手は、平行棒で、金メダルをとったアメリカの選手の成績を上回っていましたが、審判が演技の難易度を採点する出発点数を誤ったため総合得点が低くなっていました。これについては後にFIG=国際体操競技連盟も、誤審を認めましたが、判定を覆すことはできませんでした。
またすでに韓国が金メダル2個を獲得しているウエイトリフティングは、男子の105キロ超級のチョン・サンギュン選手(27)が、メダル獲得を目指します。
このほか、5戦全勝ですでに準決勝進出を決めている野球は、6回戦をキューバと、ホッケー男子は、準決勝進出をかけてスペインと戦います。
韓国は18日までに、金メダル8つ、銀メダル9つ、銅メダル6つを獲得し、総合成績は7位となっています。