北京オリンピック10日目の17日、韓国はバドミントンミックスダブルスで金メダルを、卓球女子団体で銅メダルを追加しました。
バドミントンミックスダブルスの決勝戦は17日午後行われ、韓国のイ・ヨンデ(20)/イ・ヒョジョン(27)組が、世界ランキング1位のインドネシアのミンジュング・リリヤナ/ノファ・ウィディアント組と対戦し、2対0で圧勝しました。
オリンピック初出場の男子の新鋭イ・ヨンデ選手と、3回目の出場となった女子のイ・ヒョジョン選手は、去年7月から本格的にコンビを組み、世界ランキングは10位にとどまっているものの、今年1月のコリアオープンで優勝し、今回の北京オリンピックで金メダル獲得が期待されていました。韓国がオリンピックのバドミントンミックスダブルスで金メダルを獲得したのは1996年以来12年ぶりです。
また卓球女子団体の3位決定戦で、韓国は日本と対戦し、3対0で圧勝して銅メダルを手にしました。
一方、卓球男子団体は、3位決定トーナメントが行われ、韓国はアメリカを3対0で下し、銅メダル獲得まであと一勝としました。
韓国は18日、銅メダルをかけてオーストリアと3位決定戦に臨みます。
そしてホッケーの男子1次リーグ、A組の韓国は16日、ベルギーと対戦し、3対1で逆転勝ちしました。
これで韓国は2勝1敗1引き分けとなり、19日に行われるスペイン戦に勝てば準決勝へ進出します。
バスケットボール女子も16日、ラトビアを72対68で下し、準々決勝に進出しました。
韓国は17日、準決勝への進出をかけて、オリンピックで29連覇を果たした強豪アメリカと対戦します。
一方、野球は、韓国対中国戦が行われ、1対0で韓国が勝ちました。
中国戦は、0対0のまま延長10回を終えたあと、今大会から導入された、ランナー1・2塁から攻撃を始めるタイブレーク方式に突入し、韓国は11回に1点を挙げました。
これで韓国は1次リーグで4連勝を飾り、残りの台湾、キューバ、オランダとの試合で、1試合だけ勝てば準決勝への進出が決まります。
韓国は大会10日目の17日を終わって、金メダル8つ、銀メダル9つ、銅メダル5つを獲得し、総合成績は6位となりました。