韓国の砂利運搬船と、北韓の漁船が東海の北韓側海域で衝突する事故があり、北韓の漁船員2人が行方不明になっています。
12日午前2時半頃、北韓南東部のチャンジョン港からおよそ8キロ沖の海域で、北韓から砂利を積んで韓国に戻る途中だった韓国の砂利運搬船「トンイ1号」658トンが、北韓の小型漁船と衝突しました。
この事故で北韓の漁船が沈没し、乗っていた4人のうち2人が行方不明になりました。
統一部によりますと、韓国の砂利運搬船は事故直後、北韓の漁船員2人を救助した後、チャンジョン港に戻り、現在、北韓当局から調査を受けているということです。
事故が北韓側海域で発生したため韓国海軍の艦艇3隻と、海洋警察庁の警備艇2隻が万一の場合に備えて海の軍事境界線であるNLL=北方限界線の南の海上で待機しています。
統一部のキム・ホニョンスポークスマンによりますと、2004年に締結した南北海運合意書は、海上で衝突事故があった場合、南北は互いに即刻通告することを義務付けていますが、北韓からの連絡はまだないということです。
北韓からの砂利の搬入は、南北交易で最も大きな規模を占めており、ほとんどが西海から韓国側に搬入されますが、去年11月からは東海でも搬入が行われています。