北京オリンピックの競泳で、韓国競泳で初めての金メダルが誕生しました。
韓国の国民的人気を持ち、マリンボーイと呼ばれるパク・テファン選手(19)は、10日、北京の国家水泳センターで行われた男子自由形400メートル決勝で、アジア新記録の3分41秒86で1位となり、競泳で韓国にオリンピック初の金メダルをもたらしました。
2位は中国の張琳選手、3位はアメリカのラーセン・ジョンセン選手でした。
これに先立って9日夜行われた予選3組で、パク・テファン選手は、去年4月に韓国蔚山での東アジア水泳大会で打ち立てた自身の韓国新記録を0.24秒縮める3分43秒35の韓国新記録を樹立、全体3位のタイムで決勝に進出していました。
韓国の競泳がオリンピックの決勝に進出したのは、4年前のアテネ大会の女子400メートル個人メドレーで、ナム・ユソン選手が7位に入って以来、これが2度目、メダルを獲得したのはパク・テファン選手が初めてです。