北韓とロシアが両国の国境の全面的な再確定作業に着手したことが明らかになりました。
ロシアの外務省がこのほど、インターネットのホームページで明らかにしたところによりますと、去年の末、ロシアと北韓の国境に関する新しい条約案をつくるため、両国が実務者協議を開くことで合意したということです。
これに先立って両国は、2000年から2003年にかけて、国境地帯を流れる豆満江の周辺を点検した結果、この10年あまりの間に豆満江の水路が洪水によって大きく変わっており、1990年に設置していた国境を示す標識もほとんどなくなっていたことがわかりました。
北韓とロシアが国境の再確定を進めるのは旧ソ連時代の1990年以来です。
ところで、ロシア沿海州の地域ニュースによりますと、ロシアと北韓が1990年に確定した国境線は豆満江の洪水による水路の変更で大きく変わる見通しで、領有権の変更が少なくとも30キロ平方メートルにおよぶものとみられます。