世界で2番目に高いパキスタンと中国の国境にあるヒマラヤの高峰K2で、今月1日、韓国の遠征隊員3人が遭難し、救助活動が行われましたが、現地の捜索隊は4日、3人全員が死亡したとみられるという最終結論を出しました。
3人は、標高8611メートルのK2の登頂に成功した後、下山中に標高8200メートルの地点で氷塊が落下して行方不明になっていました。
このため同行していた山岳隊員らが救助活動を続けましたが、気象状況が悪化して4日朝以降捜索活動は中断した状態となっていました。
慶南山岳連盟のメンバーを中心とした韓国の遠征隊員11人は、世界で2番目に高いK2の登頂を目指して今年5月にソウルを出発していました。
3人が所属する慶南山岳連盟は、5日、昌原市体育館に合同の焼香所を設置することにしています。