スイスのジュネーブで先週21日から繰り広げられていた貿易自由化の新たな枠組み作りを目指すWTO=世界貿易機関のドーハラウンド交渉が決裂しました。
WTOに加盟している30カ国の主要閣僚は、今月25日に、農業と非農産物分野での自由化細部原則についての争点をめぐって暫定妥協案をまとめるなどしてかなり進展が見られましたが、農業分野でアメリカとインド・中国の利害が対立し合意に達することができず、交渉は決裂しました。
7年前の2001年11月にスタートしたドーハラウンドは、これまで4回、決裂中断の過程を経ており、今回も農産物の輸出国と輸入国が激しく対立し、年内合意の目標は達成できませんでした。