シンガポールで開かれた北韓の核問題をめぐる6カ国協議の外相による非公式会合の席で、アメリカのライス国務長官と北韓のパク・ウィチュン外相が初めての会話を交わしました。
アメリカと北韓の外相が直接話をしたのは4年ぶりで、アメリカのライス国務長官としては、北韓の外相に会ったのは初めてでした。
アメリカのライス国務長官は23日、非公式の6カ国外相会合の際、北韓のパク・ウィチュン外相の席に歩み寄って、数分間、会話を交わしました。
この中でライス長官は、北韓が申告した核開発計画の検証をするために、アメリカが提案した手続きを北韓が受け入れるよう改めて求めたもようです。
これに対して、北韓のパク・ウィチュン外相は、「各国が義務を履行していくのに従って、われわれも義務を履行していく」として、核開発計画の申告の検証を受けるとしても、各国のエネルギー支援が確実に行われることが前提だという立場を強調したということです。
6カ国外相会合の後、ライス国務長官は、「検証日程について具体的に話し合われなかったが、雰囲気はよかった」と述べました。一方、北韓外務省のリ・ドンイル報道官は24日、今回の米朝外相接触について、「非常に有意義だった」と評価しました。