文化
韓国での翻訳最多は三浦綾子 実に146作品
Write: 2008-07-22 11:25:01 / Update: 0000-00-00 00:00:00
韓国で最も多く翻訳されている日本の作家は、三浦綾子であることが分かりました。
このほどソミョン出版が発行した「日本文学翻訳60年の現況と分析」によりますと、三浦綾子の作品は1960年代からの日本文学ブームをリードし、代表作の『氷点』をはじめ146もの作品が韓国語で翻訳出版されています。
2番目に多いのは、110作品が翻訳出版された村上春樹、3番目が67作品の村上龍でした。
このほか梶山季之、森村誠一、芥川龍之介、富島健夫、松本清張、大江健三郎、川端康成がトップ10入りしています。
韓国では1959年までは翻訳出版された日本作品は7つに過ぎませんでしたが、1965年の韓日国交正常化をきっかけに日本の小説が本格的に翻訳されはじめ、1980年まで推理小説や歴史小説などさまざまな小説が紹介されました。
そして1990年代に入ってからは、村上春樹や村上龍など新世代作家の作品が人気を集めはじめ、この時から日本文学を専門とする翻訳家も増えたということです。
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