北韓の金剛山で韓国人観光客が北韓の兵士による銃撃を受けて死亡した事件で、北韓は2発の銃撃の前に威嚇射撃をして警告したと主張していますが、目撃者など近くにいた3人は、いずれも銃声は2発聞こえただけだとしており、北韓軍が過剰に対応したのではないかという疑惑が高まっています。
目撃者などの証言によりますと、日の出時刻の午前5時12分以降、1発目の銃声がした後女性の悲鳴が聞こえ、続いて10秒後に2発目の銃声がしたということで、2発の銃声だけを聞いたとしています。
しかし、北韓側は威嚇射撃をしたにもかかわらず、女性が立ち止まらなかったため銃撃したと主張し、さらに銃撃した時刻は日の出前の4時50分だったとしており、いずれも目撃者などの証言と食い違っています。
女性観光客が死亡した経緯については、現在、国立科学捜査研究所で遺体の解剖が行われており、解剖の結果によって正確な死亡原因が確認されるかどうか注目されています。
一方、死亡した女性観光客の告別式が15日午前、ソウルにある病院で遺族などが集まってしめやかに執り行われました。