政府はこれまで借款方式で行っていた北韓へのコメの支援を、来年から無償で行う方針を決めました。
統一部は、9日、北韓を支援する南北協力基金の来年度の予算案を明らかにしました。
それによりますと、北韓に対する人道支援として、コメ40万トン、肥料30万トンを支援するために9,400億ウォン、日本円でおよそ1000億円を支出することにしました。
これは今年計画されている支援と比べて量で10万トンずつ減っていますが、最近の穀物や肥料の価格暴騰を受けて、金額では2.7倍も増えています。
このうちコメの支援については、これまで北韓が受け取って10年が過ぎてから年1%の利子を付けて返済する借款方式を改め、来年から無償の支援に切り替える方針を決めました。
これについて、統一部の関係者は、「人道支援の趣旨に合わせるための措置だ」と説明しています。
政府は北韓に対する人道支援は、北韓の核開発問題と切り離して行うことにしていますが、北韓が李明博政権への反発の強め、先月、トウモロコシ5万トンを支援するという韓国側の提案を断ったため、今年に入って支援することになっているコメと肥料の予算はまだ執行されていません。