韓国のアカデミー賞といわれる第４５回大鐘賞の授賞式が２７日、ソウルＣＯＥＸで行われ、連続殺人事件の犯人と、その犯人を追う元警察官の手に汗握る追撃シーンを描いたスリラー映画「追撃者」が最優秀作品賞など５部門に輝きました。
大鐘賞の１１部門にノミネートされていた「追撃者」は、最優秀作品賞をはじめ、監督賞、主演男優賞、撮影賞、企画賞の５部門で賞をとり、中でも元警察官の役を演じたキム・ユンソクさんは、主演男優賞とともに人気賞も獲得しました。
また主演女優賞には、拉致された娘を救うために死刑囚を無罪にしなければならない熱血弁護士の話を描いた映画「セブンデイズ」で弁護士の役を演じた、「シュリ」でお馴染みのキム・ユンジンさんが受賞しました。
この「セブンデイズ」は１０部門にノミネートされていましたが、主演女優賞、編集賞、音響技術賞の３部門で受賞しました。