2010年に南アフリカ共和国で開かれるサッカーのワールドカップアジア3次予選の最終戦はソウルで韓国と北韓が対戦し、互いに得点を決められないまま、0対0で引き分けました。
FIFA=国際サッカー連盟の公式試合としては初めてソウルで開かれた南北対決、会場のソウル・ワールドカップ競技場には特大の韓半島の旗が登場し、北韓の選手団の入場には、スタンドを埋めたおよそ5万人の観客から盛大な拍手が送られ、試合は和気あいあいとした雰囲気の中で始まりました。
すでに最終予選への進出が決まっている韓国と北韓は、互いにゴールを攻めあいましたが、得点にはつながらず、結局、0対0で引き分けました。
これで韓国は3勝3引き分け、勝ち点12で北韓と並びましたが、得失点差で勝り、グループ1位で最終予選に進むことになりました。