ガソリンスタンドで一つのメーカーのガソリンだけを販売する商標表示制度が廃止され、今後は複数のメーカーのガソリンを販売できるようになります。
商標表示制度は1992年に取り入れられ、一つのガソリンスタンドで、一つのメーカーのガソリンだけを売ることによって、消費者が選びやすくなり、メーカー同士が競争してガソリン価格を引き下げる効果が期待されました。
しかし、今ではメーカー同士の競争を招く効果はほとんどなく、ガソリンスタンドの価格決定力が弱くなって、かえってガソリン価格を引き上げているという指摘が出ていました。
このため政府は9月から商標表示制度を廃止し、一つのガソリンスタンドで複数のメーカーのガソリンを売ることができるようにする計画です。
これによってガソリンスタンドはより安いメーカーのガソリンを仕入れて売ることができるようになり、メーカー同士の価格競争も期待され、ガソリン価格の引き下げにつながる効果が期待できるということです。
また、ガソリンスタンド同士がガソリンを互いに売買できるようになり、ガソリンスタンドがガソリンの先物市場で直接ガソリンを買うこともできるようになります。
ただ、今のところメーカーやガソリンスタンドのマージンは1リットル25ウォン程度と小さく、商標表示制度が廃止されてもガソリン価格の引き下げ効果は大きくならないものと見られています。