２０１０年に南アフリカ共和国で開かれるサッカーのワールドカップ、アジア３次予選の最終試合、韓国対北韓の試合が２２日、ソウルのワールドカップスタジアムで行われますが、韓国の応援団は韓半島の旗を掲げて南北を共に応援する予定です。
６・１５南北共同宣言を履行するための韓国側の委員会は、南北が対戦する今度の試合は、ＦＩＦＡ＝国際サッカー連盟が認定するＡマッチとしては初めてソウルで行われる上、南北共にすでにワールドカップ最終予選への進出が決まっているので、南北の代表チームが友情の対決を繰り広げることができるよう応援団は両チームを共に応援することにした」と説明しています。
このため、委員会は５００人から１０００人の応援団を送ることにしており、北韓の代表チームを応援するため韓国入りする北韓の応援団との共同応援も計画しているということです。
韓国と北韓のサッカー代表チームの試合はこれまで１２回行われ、このうちソウルでは２回行われましたが、いずれも親善試合でした。
一方、韓国サッカー代表チームの公式サポーターズの「レッドデヴィル」もこの日、３０００人から４０００人を動員する予定ですが、北韓チームにブーイングをするなど、北韓側を刺激する応援はしないことにしています。