政府が進めてきた韓国産業銀行の民営化計画がまとまりました。
政府の金融委員会は、国策銀行の一つ、韓国産業銀行を子会社の大宇証券と合併して持ち株会社に転換した後に民営化する計画を2日、発表しました。
金融委員会の発表によりますと、年内に韓国産業銀行を産業銀行持ち株会社と韓国開発ファンドに分離するとしています。
このうち資産規模が100兆ウォンを超えるものとみられる産業銀行持ち株会社は、子会社の大宇証券、産業銀行資産運用、産業銀行キャピタルを合わせたもので、 2009年に株式を上場して、2012年までに民間に売却し、民営化を完了するとしています。
また韓国開発ファンドは資本金5兆ウォンで設立される政策金融機関で、中小企業と北韓への経済協力を支援する業務を担当することになります。
金融委員会はまた産業銀行の新しい総裁にアメリカの証券会社、リーマン・ブラザーズのソウル支店代表のミン・ユソン氏を内定しました。
これと関連し、政府は韓国産業銀行の民営化に向けて、産業銀行の業務制限を緩和し、海外の投資家が211億ウォンに上る債務の早期償還を求めてくる可能性に備えて、債務を政府が保証するとしており、このような内容を盛り込んだ法案を、今月中に国会に提出することにしています。