北韓が食糧不足から、1990年代後半の飢饉以来の深刻な食糧危機に向かっていると、アメリカのシンクタンクが指摘しました。
アメリカのシンクタンク「ピーターソン国際経済研究所」が、30日、発表した報告書によりますと、北韓では食糧不足で食糧の価格が1年前の3倍近くに高騰しており、そのペースは、国内のインフレ率や国際的な食糧価格の上昇率をはるかに上回っているということです。
このため飢えに苦しむ住民が増加し、1990年代後半の飢饉以来、もっとも深刻な状況にあり、このような食糧不足は来年も続くという見通しを示しています。
報告書によりますと、1990年代の飢饉では、北韓の人口のおよそ5%、最大100万人が死亡しています。