アメリカの中央情報局(CIA)は24日、議会の上下両院で行った報告で、北韓がシリアの核施設に対して支援していたと初めて明らかにしました。
CIAの関係者は、去年イスラエルがシリアの原子炉とみられる施設を空爆した時期に、北韓が秘密裏にシリアの核施設に対して支援を行っていたと確信すると述べました。
また、ホワイトハウスはこの問題について、北韓がシリアに核関連の支援を行ったのは、北韓による核拡散の危険性を示すもので、アメリカはそれを憂慮しており、北韓のこうした危険性を6カ国協議の枠組みの中で厳格に検証できるシステムを作る必要があるという声明を発表しました。
一方、アメリカ議会では、北韓による核拡散を憂慮する声が強まっており、今後の米朝間の協議で何らかの合意がなされても、議会がその合意を承認するかどうかは流動的になりました。
北韓はこれまで核計画の申告をめぐる協議で、シリアへの核協力を否定してきたため、今回のアメリカ政府の発表は、今後、北韓の核問題をめぐる6カ国協議や米朝間の協議に影響を及ぼすものとみられます。