サッカー選手はこれからは心臓の検査を受けなければなりません。
大韓サッカー協会は世界で初めて、来年からサッカー選手を対象に心臓の検査を義務付けることにしました。
2006年8月にはエジプト代表のワハブ選手が練習中に心臓発作で死亡し、2007年8月にはスペイン代表のプエルタ選手が試合中に心臓発作で倒れ、死亡しました。
大韓サッカー協会の関係者は、心臓検査の義務付けは、試合中または練習中に選手が急死する事故が相次いでいることを受けて、選手を保護するための措置だと話しています。
国際サッカー連盟には207カ国が加盟していますが、こうした措置を取ったのは韓国が初めてです。
Kリーグ蔚山現代のキム・ジョンナム監督は、「選手を保護するためにも、サッカー協会の措置を歓迎する」と話しました。
大韓サッカー協会は大韓医師協会と協議して、全国で指定する64の病院で、選手が心臓検査を受けられるようにする計画です。