北韓は10日、北韓の金剛山で離散家族の面会所を建設する工事現場に勤務していた韓国調達庁の職員1人を撤収させました。
政府当局者が明らかにしたところによりますと、今回の措置は、韓国政府当局者の軍事境界線通過を許可しないとする北韓の立場を示したものと見られますが、北韓は具体的な理由は明らかにしていないということです。
北韓は先月29日、韓国軍合同参謀本部の金泰栄(キム・テヨン)議長による北韓への先制攻撃と関連した発言を問題にして、軍当局者を含む韓国政府当局者が軍事境界線を通過することを認めないとしていました。
統一部によりますと、離散家族の面会所は8月に完成する予定で、現場には下請け労働者を含め韓国側から190人が勤務しており、政府からは韓国調達庁の職員1人が2週間ごとに交代する形で常駐しています。
今回の撤収に関連して、面会所の建設工事を担当している現代峨山は、「調達庁の職員が撤収しても、面会所の工事や金剛山観光事業に影響はない」と話しています。