期限切れとなっている北韓の核計画の申告について話し合う6カ国協議のアメリカと北韓の代表による会談が8日、シンガポールのアメリカ大使館で始まりました。
会談で、アメリカのヒル国務次官補と、北韓の金桂冠外務次官は、焦点となっている北韓のウラン濃縮とシリアへの核技術の提供疑惑をどのように申告内容に盛り込むかについて集中的に協議しています。
ヒル次官補は、会談に臨む前に記者団に対して、「北韓と核計画の申告をはじめ様々な問題について協議するつもりだ。
もはや時間的余裕がないことも北韓側に伝える方針だ」と述べ、決着を急ぎたいとする意向を示しました。その一方で、ヒル次官補は、「きょうの会談は、合意に達するためのものではない。この数ヶ月間議論してきた問題を整理するためのものだ」として、会談後に合意文書が発表されない可能性が高いことを示唆しました。
しかし現地の消息筋は、会談の後、ヒル次官補の記者会見が予定されていると伝えています。ヒル次官補は、8日夜遅くシンガポールから北京に向かい、9日は、韓国、日本、中国、ロシアなど6カ国協議の参加国の首席代表に会談の結果を説明する予定です。