アメリカ国務省は、6カ国協議のアメリカと北韓の首席代表が来週8日に、シンガポールで会談することを明らかにしました。
アメリカ国務省のケーシー副報道官は4日の記者会見で、来週初めの開催を目指して調整が行われていた6カ国協議のアメリカ代表のヒル国務次官補と、北韓代表の金桂寛(キム・ケグァン)外務次官との会談が、8日にシンガポールで行われることになったと明らかにしました。
会談では、去年暮れまでの期限を3カ月あまり過ぎても行われていない北韓による核開発計画の申告をめぐって、事態の打開を目指す議論が行われる予定です。
会談はこの日だけの予定で、ヒル次官補は翌日には北京に向かい、会談の結果を中国側に説明することになっています。
ヒル次官補は先月、スイスのジュネーブで、金桂寛外務次官と会談して、核計画の申告について、引き続き水面下で交渉を続けてきただけに、今回の会談で、突破口を見出すことができるか注目されています。
しかしケーシー副報道官は、「北韓から完全かつ正確な核計画の申告書をもらわない限り、状況の進展は判断できない。今度の会談で最終的な解決方法を見出すことは期待していない」として、慎重な姿勢を見せました。