韓国の軍当局は2日、金泰栄(キム・テヨン)合同参謀本部議長の発言を問題視して謝罪を要求した北韓に電話通信文を送り、遺憾の意を示しました。
金泰栄合同参謀本部議長は、就任前の先月26日に国会で行われた人事聴聞会で、北韓による韓国への核攻撃の兆しが見られた場合の対応について質問を受け「北側の基地に先制攻撃を加える」と述べました。
これに対して北韓は「宣戦布告だ」と主張し、謝罪と発言の撤回に応じなければ、韓国の当局者が南北軍事境界線を通過することを禁止すると発表しました。
これについて、韓国軍は、南北将官級会談の韓国首席代表であるクォン・オソン政策企画官の名義による電話通信文を送って、「金泰栄合同参謀本部議長の発言を北韓が任意に解釈し問題視することは適切ではない」として、遺憾の意を表明しました。
そのうえで軍当局は、「われわれは南北間の不可侵合意を誠実に順守してきており、こうした立場は今後も変わらない」として、南北間の平和と緊張緩和のため北韓と常に対話する準備が整っていることを明らかにしました。