女子ハンドボールの北京オリンピック最終予選３組の韓国とコートジボワールの試合が30日、フランスのニームで行われ、韓国が勝って、1984年のロサンゼルスオリンピック以来７大会連続でオリンピックに出場することになりました。
韓国はこの試合、外郭からの果敢なシュートで得点する一方、堅い守りで点差を開いていき、結局、38対21で勝ちました。
韓国はコートジボワールに勝ったため、２勝１引き分けでフランスと同率になりましたが、得失点差でフランスが勝り、３組で２位となりました。
代表チームのイム・ヨンチョル監督は、「３回にわたる予選で出場を決めたので、オリンピックではよい成績を収めたい」と語りました。
女子ハンドボールは当初の予選で審判の中東勢に有利な判定が問題となり、日本で再予選が行われ、韓国が日本に勝ってオリンピック出場を決めましたが、スポーツ仲裁裁判所が再予選の結果を認めなかったことから、３回目の予選が行われました。
韓国のキム・オンア選手は、「北京オリンピックの目標は金メダルです」と語り、強い意欲を示しました。