1月末に東京で行われたハンドボールの北京オリンピック・アジア予選のやり直しの試合で、韓国は男女ともにオリンピック出場を決めましたが、スポーツ仲裁裁判所はこのほど、男子についてはやり直し予選の結果を有効と認めましたが、女子については無効とする裁定を下しました。
ハンドボールのアジア連盟が主管した去年のアジア予選では、男子はクウェートが、女子はカザフスタンが1位になりましたが、中東諸国に偏った審判の判定が問題となり、ハンドボールの国際連盟は再予選を決定し、今年1月に東京でやり直し予選が行われました。
これに対してアジア連盟がやり直し予選は無効だとしてスポーツ仲裁裁判所に提訴し、スポーツ仲裁裁判所が女子については無効だとする裁定を下したことから、韓国の女子チームは再びオリンピック出場権をかけて今月下旬に行われる世界最終予選に出場することになりました。