イラク政府が今年初めから韓国の精油大手SKエネルギーに対して原油の輸出を中断したことが分かりました。
イラク政府がSKエネルギーに対する原油の輸出を中断したのは、SKエネルギーがイラク政府の承認を得ないでイラク北部のクルド族の自治政府と油田開発の契約を締結したためです。
イラク政府はSKエネルギーがクルド自治政府との契約を撤回しなければ、SKエネルギーと6カ月ごとに締結してきた原油供給契約を更新しないとしていました。
韓国はイラクから年間4600万バレルの原油を輸入していますが、その半分程度をSKエネルギーが輸入しており、これは韓国の年間石油消費量の2.3%に当たります。
契約の更新は今月末までにしなければなりません。
SKエネルギーは油田の開発と原油の輸入の双方を放棄するわけにはいかないとして、イラク政府との交渉を続けていくことにしていますが、交渉が決裂する場合、SKエネルギーは国際市場でより高い価格で原油を輸入することになります。
そうなれば石油製品の値上げは避けられず、物価にも悪影響を与えることが予想されます。