中東の審判による偏った判定が問題となってやり直しになったハンドボールの北京オリンピック女子のアジア予選が29日、東京の代々木体育館で行われました。
この試合で韓国は日本に34-21の大差で勝ち、北京オリンピックの出場権を手に入れました。
韓国は試合開始早々から厳しい守備で日本の攻撃をかわす一方、スピーディーな攻撃で得点を重ねました。
中でもゴールキーパーのオ・ヨンラン選手は日本の決定的なシュートを度々防ぐなど、活躍が目立ちました。
これで韓国は1984年以降、7回連続でオリンピック出場を決めました。
競技場には女優のムン・ソリさんをはじめ韓国から600人あまりの応援団が駆けつけ、在日韓国人なども合わせて2000人あまりが韓国を応援し、雰囲気を盛り上げました。
30日には韓国と日本による男子の予選が行われます。