北韓にも自由化の兆しが見え始めました。
アメリカに本部を置く人権団体の「フリーダムハウス」はこのほど、世界各国の人権状況に関する「2008年世界人権報告書」を発表し、その中で、北韓は自由のない最悪の国だが、最近になって自由化の兆しが見え始めたとしました。
報告書によりますと、北韓では最近、韓国や中国との交流を通じて、住民が韓国のテレビドラマや映画、音楽などの大衆文化に接する機会が増え、こうしたことが契機になって、住民の間で自由化への関心が芽生え始めたということです。
フリーダムハウスは193カ国を対象に自由や人権について調査しましたが、北韓は政治的自由や人権の面で、キューバ、スーダン、リビア、中国など8カ国とともに、最下位の7等級に分類されています。
一方、中国は、北京オリンピックを控えて100万人以上の住民を強制移住させ、脱北者を北韓に強制送還しているとして、政治的自由では7等級、人権では6等級に分類されました。