6カ国協議のアメリカ首席代表のヒル国務次官補は、去年10月以来中断したままになっている6カ国協議が今月中に再開される可能性があるという見解を示しました。
東アジア各国を歴訪しているヒル次官補は、11日、訪問先のロシアで、「数週間以内に6カ国協議が開かれると思うが、すべては議長国の中国にかかっている」として、今月中にも6カ国協議の開催が可能だとする見解を示しました。
ヒル国務次官補は、北韓の寧辺(ヨンビョン)にある核施設の無能力化作業が進むなど北韓の核廃棄に一部進展がみられたとして、ロシアに対して、6カ国協議の去年10月の合意にもとづいて北韓への重油提供を始めるよう求めました。
北韓は、ロシアが北韓に提供することになっている重油の輸送が遅れていることを理由に、先月予定されていた6カ国の首席代表による会合開催に難色を示したほか、核施設を使えなくする無能力化の作業を遅らせてもやむをえないという立場を示しています。