去年末にソウルで行われたWBOインターコンチネンタルのフライ級タイトルマッチでタイトル防衛を果たした後、意識不明になっていた韓国人チャンピオンの崔堯森(チェ・ヨサム)選手が3日、ソウル市内の病院で息を引き取りました。
35歳でした。
崔堯森選手はタイトル防衛を果たした後、リングの上で倒れ、病院に運ばれましたが、脳出血で意識不明の状態が続いていました。
医療陣は2日午後、崔堯森選手は脳死と判定し、家族の同意のもとで3日午前0時過ぎに人工呼吸器が外され、崔堯森選手はまもなく息を引き取りました。
家族の希望に沿って、崔堯森選手の心臓、腎臓、肝臓、角膜などの臓器は、臓器を必要とする6人の患者に移植されました。
韓国ボクシング委員会は5日、崔堯森選手の葬儀を執り行うことにしています。