北韓は、6カ国協議で合意した関係国による経済的支援が遅れていることを理由に、寧辺(ヨンビョン)にある核施設の無能力化作業の速度を落とす意向を示しました。
韓国と北韓、中国は25日から平壌で3カ国による実務者協議を開き、北韓が核施設を無能力化する見返りとして関係国が支援することになっている重油50万トンに相当する設備や資材の提供について協議していました。この協議に臨んでいた北韓外務省のヒョン・ハクポン副局長は26日、会議の後、記者団に対して、「6カ国協議の参加国による経済的な補償措置が遅れているため、行動対行動の原則に従ってやむを得ず無能力化作業の速度を調整することにした」と述べ、無能力化作業を遅らせる考えを明らかにしました。
北韓の核問題をめぐる6カ国協議は、10月の協議で、北韓が核施設を無能力化する見返りとして、日本を除いた4カ国が北韓に重油45万トンと50万トン相当の設備や資材を提供することで合意し、設備や資材の1次分を韓国と中国が支援することにしていました。