先の南北首脳会談での合意を受けて4日からソウルで開かれている副総理級の南北経済協力共同委員会は、5日、初日の全体会議で双方が示した提案を中心に本格的な協議を進めています。
韓国側の首席代表をつとめる権五奎(クォン・オギュ)副総理は4日の全体会議で、世界経済の変化と韓国の経済開発の経験を紹介したうえで、北韓が比較的に優位な分野を活かした輸出産業を育成する必要性に触れ、それを支援するため韓国と協議するよう提案しました。
権五奎副総理はまた、▼北韓に道路や港湾などを建設して共同で利用する必要性や、▼北韓の開城と平壌間の高速道路を利用した物資の輸送などを提案し、▼これらの懸案を協議するために分科会を設けることと、▼経済に対する南北の相互理解を深めるために経済視察団を交換するなど経済界の交流拡大を提案しました。
これに対して北韓の首席代表の全承勳(チョン・スンフン)内閣副総理は、分科会の構成と分科会ごとに開催時期と場所などを決めることと、経済協力事業を推進するための現地調査の時期などを決めることなどを提案しました。
南北は5日の会議でこれからの議題について本格的な協議を行い、午後は起亜自動車の工場を視察し、6日には合意文を発表する予定です。