盧武鉉大統領は、 韓国を訪れていた北韓の朝鮮労働党の金養建(キム・ヤンゴン)統一戦線部長に対して、「米朝関係を改善するため北韓が積極的に臨んでほしい」と述べました。
韓国を訪れていた金養建(キム・ヤンゴン)統一戦線部長が先月30日、盧武鉉大統領を表敬訪問した席で、盧武鉉大統領はこのように述べました。
また、盧大統領は、この席で、先に金正日国防委員長と採択した、南北共同宣言の履行状況について、「双方が誠意を持って実践している」と述べたうえで、「金養建部長の韓国訪問も北韓側がその意志を象徴的に示したものだ」と評価しました。
盧大統領はさらに、先月29日に終了した南北国防相会談で、西海に共同漁業水域を設定する問題で合意が得られなかったことについて、「難しい問題だが、出来ないことではないと思う」として、双方が引き続き努力していくよう呼びかけました。
これに対して、金養建部長は、「韓国側が難しい状況の中で、共同宣言の履行に向けて、誠意を持って努力していることは十分承知している。このような南北の平和繁栄に向けた流れは決して止まってはならない」と強調しました。
金部長はまた、南部の巨済島の造船所と釜山の税関を視察した感想について、「よい参考になった。今後、開城工業団地の拡大や海州特別区域の開発が進めば、南北関係は画期的な展開になると思う」と感想を述べました。
盧武鉉大統領と 金養建統一戦線部長との面会は50分ほど行われ、金正日国防委員長から盧武鉉大統領に宛てたあいさつは口頭で伝えられましたが、親書や特別なメッセージはありませんでした。
金養建統一戦線部長は1日は、社会・文化・宗教など各界の代表らとの懇談会に出席した後、午後、陸路で平壌に帰りました。