垂直に離着陸できる高速無人飛行機が、韓国の技術で世界で2番目に開発されました。韓国航空宇宙研究院は29日、全羅南道高興郡にある航空センターで、ヘリコプターのように垂直に離陸して高速で飛行した後、垂直に着陸することができる実物の40%に縮小した「スマート無人機」の試験飛行に成功したと、発表しました。
垂直で離着陸する高速無人飛行機の開発に成功したのは、アメリカに続いて韓国が2度目です。
韓国航空宇宙研究院は、この無人飛行機は、山岳地帯が多く滑走路を確保し難い韓国の地形に適した航空機で、気象観測や山火事の監視に役立つものと期待しています。