さきの南北首脳会談で採択された共同宣言の合意事項を履行するため、各分野の南北実務者協議が、いずれも北韓の平壌と金剛山、それに開城で同時に開かれています。
このうち平壌で27日から3日間の日程で、7年ぶりに開かれている南北国防相会談は、西海に共同漁労水域を設定する問題で、海上の軍事境界線の位置をめぐって南北が一歩も譲らず難航しています。
一方、金剛山では、南北離散家族の再会事業の規模を拡大することなどを協議するため9回目の南北赤十字会談が28日から3日間の日程で行われています。
そして開城では、開城―平壌間の高速道路の改修工事に向けた実務者協議が28日と29日の2日間、開かれています。
このほか、現代峨山が来年5月から実施することになっている北韓の白頭山観光を前に官民合同の現地調査が28日から始まりました。
李在禎統一部長官は、このように南北間でいくつもの実務者協議が同時に行われるのは異例で、南北関係が急速に進展していることを裏付けるものだとして歓迎の意を示しました。