韓国の女子プロゴルファー・朴セリ選手(29)が、アジアで初めてLPGA=全米女子プロゴルフ協会の名誉の殿堂入りをする式典を行いました。
この式典は、14日、アメリカ・フロリダ州のオーガスティンで行われました。
朴セリ選手は、1998年にプロ入りし、全米女子オープンで史上最年少の20歳9ヶ月で優勝するなど、2004年の全米女子プロゴルフ選手権(ミケロップウルトラオープン)まで22勝をあげ、ゴルフの名誉の殿堂入りに必要なポイント27点を獲得していました。
朴セリ選手はまた、今年5月にマクドナルドのLPGAチャンピオンシップで名誉の殿堂入りに必要なもうひとつの条件である「現役として10年間の活動」を満たしました。
式典に臨んだ朴セリ選手は、「先駆者になることは、とても険しく孤独なことで、心理的圧迫感も強いが、無限の責任感が私自身をより強く育てあげてくれた」と感謝のことばを述べました。
朴セリ選手の殿堂入りは、LPGAの現役選手としてはアジアで初めてで、LPGAで活躍する多くの韓国人選手たちが記者会見場を訪れ、朴選手に祝いの言葉をかけていました。