先月末、アフリカのソマリア沖で北韓の貨物船が海賊に乗っとられようとしたところを、近くにいたアメリカ海軍の駆逐艦とヘリコプターが支援して、貨物船を奪い返すことができた事件について、北韓の朝鮮中央通信は8日、アメリカに謝意を表明するとともに、「今回の事件はテロとの戦いで米朝の協力を象徴した」と評価しました。
それによりますと、「ソマリア沖での海賊との戦闘でわれわれの乗組員6人がけがをしたが、アメリカ駆逐艦の軍医が応急手当など医療支援をしてくれた。その後、貨物船は無事に目的地まで航行することができ、アメリカの支援に感謝する。この事件はテロとの戦いで米朝の協力を象徴するもので、今後もテロに反対する戦いで国際的な協力を続けていく」としています。
朝鮮中央通信のこのような報道は、北韓の核問題が進展してアメリカによるテロ支援国への指定が解除される可能性が報じられている中で、北韓がテロに反対する姿勢を示すとともに、「テロとの戦い」でアメリカに協力する意思を積極的に示したものとみられます。