去年１０月にソウルで幕開した劇団「四季」のミュージカル「ライオンキング」が２８日、一年間の公演を終えましたが、およそ３６億ウォンの赤字でした。
劇団「四季」が２８日、発表したところによりますと、ミュージカル「ライオンキング」は、この一年間に３３０回上演され、観客は２２万５０００人で、観客占有率は平均６０％でした。
また制作費は延べ１７７億ウォンでしたが、収入は１４０億７０００万ウォンで、差し引き３６億ウォンの赤字となりました。
劇団四季は、ソウルのチャムシルロッテワールドの隣に建設された１２００人収容の韓国では初めてのミュージカル専用劇場「シャーロッテ劇場」で、去年の１０月下旬から「ライオン・キング」の公演をしていました。
劇団「四季」は２００４年に、ソウルに専用劇場を建てる計画を進めていましたが、韓国ミュージカル協会の反対で、計画を取り止めた経緯があります。